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スピリチュアリズムとは           ~霊的真理の普及のために~ 

死・死後の世界

死・死後の世界

*かっこ内がシルバーバーチの霊言です。

「人間が“死”と呼んでいるのは物的身体が者を言わなくなる現象です。
用事が終わって霊との縁が切れ、元の大地へ戻っていくのですが、
往々にしてそれが、霊に十分な準備が整っていないうちに起きるのです。
それはともかくとして、霊は肉体という牢から解放されて、それよりはるかに
精妙な構造をした霊的身体で自我を表現することになります。地上では
眠っていた霊的感覚が発揮されはじめると、その活動範囲も飛躍的に
広がります。」

「死ぬときは決して一人で旅立つのではありません。愛でつながった人々が
付き添って、何かと面倒を見てくれます。これには例外はありません。
影の世界から首尾よく抜け出て新しい素敵な生活に入れるように手引きを
する態勢ができております。」

「死んで間もない段階では地上にいた時と少しも変わりません。肉体を捨て
たというだけのことです。個性は同じです。性格も変わっておりません。
習性も特徴も性癖もそっくりそのままです。利己的な人は相変わらず利己的
です。欲深い人間は相変わらず欲深です。無知な人は相変わらず無知の
ままです。落ち込んでいた人は相変わらず落ち込んだままです。しかし、
そのうち霊的覚醒の過程が始まります。いわゆる“復活”です。」


人は死んですぐに自分が死んだと認識できないこともあります。死後の世界
があるとは信じていない人もいます。また、自分が死んだと認識できても、
全く知らない世界ではどうやって生活すればいいのか全くわかりません。
ですから、様々な霊が準備をして待っていてくれて、新しい世界に順応でき
るように世話を焼いてくれるのです。

「死後の環境は地上時代の魂の成長度によって決まります。たとえば霊の
世界では行きたいと思うだけでその場へ行けますが、その行動範囲には
おのずと霊格による限界があります。」

「あなたは今その地上にある時から立派に霊的存在です。死んでから霊的
存在になるのではありません。死は肉体の牢獄からあなたを解放するだけ
です。それはあたかもカゴの中の鳥が放たれるのと同じです。」

「“復活”は生命の法則の一つです。死の訪れとともに物的身体から離れた
魂はすべて復活したことになるのです。キリスト一人の話ではありません。
大霊(神)の子すべてに復活があるのです。死の関門を通過すると物的
身体を後にして今度は霊的身体に宿って霊の世界で新しい生活を始める
のです。地上生活はすべてそのための準備なのです。」

「人間は墓場を乗り越えて行き続けます。人間も本来は霊だからです。
火葬の炎さえその霊を滅ぼすことはできません。物質の世界はもとより、
いえ、霊の世界の何をもってしても、内部に宿る神性、この世に生をうける
ことによって賦与された生命の炎を消すことはできません。」

「(死後の世界では)金銭の心配がありません。生存競争というものが
ありません。弱者がいじめられることもありません。霊界での強者とは、
弱者に手を差し伸べる力があるという意味だからです。失業などというもの
もありません。スラム街もありません。利己主義もありません。宗派も
ありません。教典もありません。あるのは大霊の摂理だけです。
それが全てです。」


人間は霊として永遠の命を持っているのです。
むしろ地上生活のほうが永遠の生命の中のほんの一瞬なのです。
そして死後の世界は幽界と霊界に分かれており、
幽界は霊界生活の準備をするところです。
天国や地獄といったものはありません。



2005.1.11


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